福岡を拠点に、舞台写真の撮影を専門で行っている宜将です。クラシックバレエや各種ダンス・古典舞踊など、年間を通じてさまざまな発表会の撮影をさせていただいていますが、今回は「フラダンスの発表会」について少しお話しさせてください。

これまで多くのフラダンス発表会を撮影させていただく中で、現場でいつも強く感じる事実があります。

それは、フラダンスというジャンルは、小さな子供たちから、上は70代、80代の大先輩まで、非常に幅広い年代の方が一緒のステージに立つジャンルだということです。
何ヶ月も前から一生懸命に練習を重ね、美しい衣装や小物を身にまとってステージに立つその日は、小さな子供たちにとっては成長の証であり、大先輩の方々にとっては人生の大きな晴れ舞台でもあります。

だからこそ、ご自身の晴れ姿やご家族がイキイキと踊る姿を「きちんとした写真の形で手元に残しておきたい」という想いを、とても強く感じる現場でもあります。小さな子供たちの成長記録としてはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃん、あるいは奥様や旦那様がステージで輝く姿は、ご家族にとってもかけがえのない大切な宝物になります。

私たちカメラマンには、その大切な想いに応えるだけのとても大きな責任が伴います。

求めているのは「平面的な記録写真」ではない

フラダンス教室の先生方から撮影のご依頼やご相談をいただく際、とてもよくお聞きするのが「淡々とした平面的な写真ばかりになるのは困る」というお声です。

全員が写っている引き(全景)や単調な寄り(全身アップ)の写真が延々と続くような、ただの「記録」のような写真のことですね。

幅広い年代の出演者の方々が、それぞれに時間と想いをかけて準備してきた大切なステージです。後日写真を見たときに「自分があんまり写っていない」「どれも同じような角度で面白みがない」と出演者の方々がガッカリしてしまっては、主宰者としても申し訳ない気持ちになってしまいますよね。

だからこそ先生方は、「一人ひとりの表情が輝く上半身の綺麗なアップもほしい」「フォーメーションの美しさや動きがわかる全景もほしい」、さらには「客席の正面からだけでなく、舞台袖からの写真もほしい」と、さまざまなバリエーションにしっかりと対応できるカメラマンを求めていらっしゃいます。

また、フラダンスというと「ゆったりとした優雅な踊り」というイメージを持たれがちですが、実際には非常に激しい動きの曲もあります。
それぞれの踊りの特徴や良さをきちんと理解し、それを的確に捉えることができるカメラマンでなければ、幅広い世代の出演者全員に「買ってよかった」と満足していただくことはできません。

小手先のテクニックではなく「どう見せれば喜ばれるか」

では、フラダンスの良さを残すために、何かフラダンス特有の特別な撮影テクニックがあるのかというと、そういうわけではありません。

撮影における基本的な手法や考え方は、実はどのジャンルでも同じです。
本番中は客席の決められた位置から全景やアップを狙い、ゲネプロ(リハーサル)の時間を使って客席の別角度から撮ったり、舞台袖や楽屋での自然な様子を撮ったりする。この行動自体は、バレエでも他のダンスでも変わりません。

一番大切なのは、小手先のテクニックではなく「どのような見せ方で撮れば、お客様が本当に喜んでくれるか?」を徹底的に考え抜くことです。

幅広い世代の出演者の方々が、後から写真を見返したときに「本当に満足できる一枚」とはどんな写真でしょうか。
この曲はゆったりと優雅だから、指先の繊細な動きや、フォーメーションの美しさが際立つように全景で収めよう。この曲はアップテンポで激しいから、ステップを踏む足元の躍動感や、弾けるような笑顔をアップで狙おう。

そうやって曲ごとに頭を切り替え、お客様が写真を見たときの感情を想像しながらシャッターを切る。
ジャンルを問わず、ただその一点を現場で徹底的に追求し続けること。それがプロとしての私の仕事であり、結果として、客席や舞台袖からのバリエーション豊かな写真をお届けすることに繋がっています。

写真の販売や集金の手間はゼロ

せっかく素晴らしい写真が撮れても、その後の販売作業が面倒では意味がありません。「注文を取りまとめて、お金を集めて、写真を仕分けして配る」といった作業は、発表会を終えたばかりの教室にとって大きな負担になります。

そのため、私が撮影に入る場合は、スマホやPC・タブレットから簡単に利用できる「ネット写真販売システム」を導入しています。もちろん、従来の冊子から注文したい場合も対応可能です。
出演者やご家族が、ご自身のネット環境からご自由に写真を選び、決済もそれぞれで行う形です。写真も直接ご自宅にお届けするため、教室側での業務負担や現金を扱うリスクは全くありません。

写真のことはすべてこちらにお任せいただき、発表会後の貴重な時間は、日々のレッスンや次のステージに向けて使っていただければと思います。

出演者全員が心から満足する写真を残しませんか

「今回の発表会は、単調な記録写真ではなく、出演者みんなが本当に喜んでくれるバリエーション豊かな写真を残したい」

そうお考えの先生がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
ゆったりとした曲から激しい曲まで、それぞれの踊りの良さをしっかりと理解し、皆さんが本当に満足する一枚を追求して撮影させていただきます。

事前の打ち合わせから、ゲネプロ、そして本番まで、先生方の大切な舞台を一緒に作り上げるパートナーとして、誠心誠意向き合わせていただきます。皆様の素晴らしいステージに出会えることを、心から楽しみにしております。

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